Ｎｏ１９９ これからの寒い季節において

これからの寒い季節において、
女性向けマッサージで女性の体を冷やさないためには、
以下の処方をお勧めいたします。

（１）マッサージする前に温浴してもらう（半身浴３０分)
（２）温熱敷き毛布をひく
（３）暖房には風式エアコンより非風式ヒーター（オイルヒーターなど)が最適
（４）やわらかい照明を灯す（キャンドルなど)
（５）ヒーリング音楽を流す

施術者の技術がたとえハイレベルなものであっても、
女性が施術中に少しでも体の冷えを感じてしまったら、
その段階で女性の心と体の隙間に
女性向けマッサージが入り込み難くなります。
女性の心と体は欲望に対しても秋の空なので、
男性の心と体を自由気ままに振り回します。
これからの寒い季節においては、
男性は女性を冷やさないように心がけてくださいませ。

Ｎｏ１９８ 女性向けマッサージ師になりたい

女性向けマッサージ師になりたい願望がある男性は多いです。
私のお店にもたまに問い合わせがきます。
一番多い問い合わせは、
「経験はないのですが、副業でやってみたい」
という問い合わせなんです。
経験がないという意味は、
マッサージ関連の資格もなければ、
マッサージの技術・経験もないという意味です。
副業でやってみたいという意味は、
昼間はサラリーマンなどをされていて、
空いた時間に女性向けマッサージの仕事を
してみたいという意味です。
そもそも女性向けマッサージの仕事は、
フリーランスで行うのが基本です。
組織が管理統制するのが困難なサービスなんです。
もし組織がマッサージ師と契約するにしても、
相当な信頼関係とリスクヘッジが必要になります。
女性向けマッサージ師になりたい男性へのアドバイスは以下になります。

（１）まずはマッサージ関連の資格を取得してください。教科書的なお勉強と技術的なお勉強の両方です。
（２）資格を取得した後、最低でも１年以上は普通のマッサージ経験を積んでください。無料でたくさんの人にマッサージしてあげれば喜ばれると思います。
（３）たくさんの人にマッサージをして喜ばれた気持ちを大切に心に保管して、その気持ちを心地が良い状態で他者に循環させることが大切です。

たくさんの人がマッサージで気持ち良くなれる社会は、
至極至福な社会だと思います。
このようなサービスを提供できる女性向けマッサージ師が、
たくさん存在する社会になればいいと思う次第です。

Ｎｏ１９７ 「部屋で彼にしてあげたいことは？」

「部屋で彼にしてあげたいことは？」
という以下の興味深いアンケート調査の記事を見つけました。
http://www.rbbtoday.com/news/20091215/64448.html
調査結果のランキングは以下になります。

（１）マッサージ／３６・２％
（２）突然のチュウ／２８・７％
（３）ひざまくらで耳かき／１５・９％
（４）ごはんをアーンしてあげる／１３・５％
（５）髪の毛を切ってあげる／５・８％

ちなみに私自身の経験談ですが、
これまでにお付き合いしてきた女性たちに、
マッサージをしてあげたことは多々ありましたが、
逆にマッサージをしてもらった経験は皆無です。
この調査結果の女性の本音はどうなんでしょうか？
多くの女性は彼氏にマッサージをしてあげるより、
逆に彼氏にマッサージをしてもらいたいのが本音だと思います。
もちろん一番理想的なのは、
ギブ・アンド・テイクのマッサージです。
女と男の歯車を円滑に動かす潤滑油として、
ギブ・アンド・テイクのマッサージをお楽しみくださいませ。

Ｎｏ１９６ 世の中の構造はとても単純

世の中の構造はとても単純です。
女と男がいて、
男が女を獲得するために、
日々奮闘しているのが現実です。
様々な欲望が渦巻く資本主義であれ、
管理体制が貫徹された社会主義であれ、
そこに住んでいる人間の本質は全く変わりません。
個々人の欲求の性質は様々ですが、
すべての問題の発生源は、
男が女を獲得するためのプロセスです。
男は女のために、
良いこともしますし、悪いこともします。
こういった男たちが存在する地球ですので、
女が男たちをどれだけ癒せることができるのかが、
これからの地球の存亡にも関わってくるという、
とても大げさな仮説を唱えてみた次第です。

Ｎｏ１９５ 女性向けマッサージには愛と勇気

女性向けマッサージには愛と勇気が必要です。
この言葉はマッサージする側とされる側の両方にあてはまります。
マッサージする側はされる側への愛を感じ取ったら、
その愛を躊躇することなく勇気をもって投げかけなければいけません。
マッサージされる側はする側からの愛を感じ取ったら、
その愛を躊躇することなく勇気をもって受け入れなくてはいけません。
女性向けマッサージは女と男の特殊な密室空間です。
その特殊な密室空間内では様々な心理的カラクリが怒濤のように訪れますので、
それらをお互いの愛と勇気で溶かしながら、
女性向けマッサージをご堪能してくださいませ。

Ｎｏ１９４ オーガズムを超えるエクスタシー

オーガズムを超えるエクスタシーが、
これからの主流になります。
地球の振動数が上昇するに連れて、
女も男もさらなる次の快感を追い求めます。
これまでのエクスタシーは、
オーガズムという絶頂が主流でした。
オーガズムの特徴は津波です。
波形が大きく乱れすぐに戻ります。
その振幅度合いは、
特に男性が大きく揺れるのです。
射精の瞬間に大きく上昇し、
射精が終わると一気に下降します。
「上昇と下降」が「歓喜と悲哀」を生み出します。
男性の「歓喜と悲哀」を癒してくれるような女性ならば、
おそらく女神と呼ばれるでしょう。
男性を大きく包み込んでくれる女性と、
女性の隙間を穴埋めしてくれる男性が、
両性のオリジナリティーの融合で、
オーガズムを超えるエクスタシーを創り出すのが、
これからの女性向けマッサージの役割です。

Ｎｏ１９３ 前回ご紹介しました「快楽白書２０１０」

前回ご紹介しました「快楽白書２０１０」の記事の中に、
読者体験手記「私を満たした性の悦び」がありました。
その体験手記が書かれているP２０に、
「性感マッサージ師に導かれた初めてのオーガズム体験」
という興味深い体験手記がありました。
体験者は埼玉県在住の４８歳・主婦と書かれてあります。
この記事の中には、
体験者がそのとき受けたマッサージ師の
外観、雰囲気、年齢層、本業、などの特徴が書かれていました。
私はそのマッサージ師の特徴を読んだ瞬間、
「おそらくあのお方だろう」とすぐにピンときました。(笑)
このように公の記事にマッサージ師の特徴が出ても、
読者の皆さんは、
なかなかそのマッサージ師に辿り着くことは困難でしょう。
日本中には探せばたくさんの
女性向けマッサージ師が存在しています。
しかしその多くは、
本業では普通のマッサージ、鍼灸、整体、などをしていますので、
女性向けマッサージとの関連性がわかりにくいのです。
「女性向けマッサージ」というカテゴリーは事実あるのですが、
その正体がなかなか世に出てこないのが現状です。
さらに、もし女性が女性向けマッサージを受けたとしても、
その事実が口コミにならないのが現状です。
私自身は女性向けマッサージの仕事を１０年していますが、
もちろん普通のマッサージ、鍼灸、整体、などもしています。
ここでこの業界の風俗史として知ってもらいたいことがあります。
男性にははっきりとわかる風俗産業がございます。
女性にははっきりとわかる風俗産業がございません。
女性の性的な願望の穴埋めをしてきたのは、
日本に伝統的にある「あんま指圧マッサージ」や「整体｣でした。
この事実は業界の中では当たり前の話なんですが、
口コミにもならずマスコミなども取り上げることはありません。
「知っている人は知っている」といった感じでしょうか。
このような経緯になった理由は、
女性の性的な願望を穴埋めしてくれる手段が、
色々探してみてもマッサージ以外には見当たらないのです。
女性が性的な願望を叶えるためには、
まず前段処方が必要になってきます。
つまり女性の心と体を解放させてあげなければ、
女性は性的願望の扉を開けることはありません。
女性の心と体を解放させる手段として、
私は色々な方法を模索してきましたが、
今のところ女性向けマッサージ以外には
見つからないといったお話でした。

Ｎｏ１９２ 本日発売の「快楽白書２０１０」

本日発売の「快楽白書２０１０」(定価７８０円)は、
婦人公論の特別号として、
２００７年から毎年１度刊行されてきました。
大人の女性たちの快楽についての本音が掲載されていて、
とても興味深い内容となっております。
男性の方々に是非とも見ていただきたいものです。
ちなみにタイトルの「快楽白書」は、
「かいらくはくしょ」ではなく、
「けらくはくしょ」とふりがなが打ってあるのが、
江戸時代の浮世絵的な表現で五感に響きます。
女も男も「けらく」をお楽しみくださいませ。

Ｎｏ１９１ 女性を美しくするために男性は努力しています

女性を美しくするために男性は努力しています。
エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃、日本の卑弥呼、などなど。
その他多数の美しい女性がその地域を支配してきました。
男性はどうしても女性の心と体を越えることができません。
その代わりに男性には、
努力することによって輝きを創出できる仕掛けが与えられました。
男性の汗と涙の努力の結晶が、
この地球上の物理的な創造に寄与してきました。
女性を美しくするために、
これからも男性は努力し続けるのです。
女性を美しくするための男性の努力の一例が、
女性向けマッサージであるというお話でした。

Ｎｏ１９０ 女性向けマッサージは相対的な空間

女性向けマッサージは相対的な空間です。
女と男が二人きりの密室空間で、
男性のマッサージ師に癒される数時間（２～３時間)は、
お互いにあっという間にその時間が経過します。
アインシュタインの「相対性理論」をご存知でしょうか。
「相対性理論」をネット辞書で調べてみますと、
以下の一文が目を引きました。
「この理論によると、
時間は観測者によって異なるという、
相対的なものとなる。」
以上の一文が意味することは、
時間の経過感覚が相対的であるということです。
「相対的」をネット辞書で調べてみますと、
「他との関係において成り立つさま」と書いてあります。
自分を心地良くするのではなく、
相手を心地良くしてあげることで、
「相対的な時間」が生まれます。
女と男の相対的な密室空間をお楽しみくださいませ。